不登校新聞

371号 (2013.10.1)

不登校経験者手記「私にとっての通信制高校」② P.N Y・Y

2013年12月20日 15:54 by kito-shin


 今回から通信制高校へ進学した不登校経験者・2名の体験記を時系列ごとに全3回の連載形式で掲載する。第1回は、通信制高校に進学するまでのこと。不登校をした後に高校に通うことについて、何を考え、どんな期待・不安を持っていたのか。また、親との関係はどうだったのか。2人の編集部員が体験記を執筆する。

高校を2週間で中退し再入学



 中学2年生で不登校をした私は、中学卒業後に入学した高校を苦しさのあまり、2週間で辞めてしまった。幸いなのかはわからないが、退学した高校は入学式が行なわれるのが早かった。4月1日か2日だったと記憶している。
 
 高校入学直後に辞めてしまった私は、自己嫌悪感と空虚感でいっぱいで、「ほかの高校へ行こう!」だなんていう選択肢は、自分自身のなかでは皆無だったと言ってもいい。

 そんななか、親は私に秘密で「不登校児受けいれ大歓迎」的な高校を何校も見学していた。母が見学していた高校の一つから、伝え忘れがあったのか、自宅にかかってきた電話に私が出たことで全部バレたわけだが。
 
 いくつか見学した高校のなかから、親が一番かんばしいと思ったのは、通信制と塾がセットになった、いわゆるサポート校。私はパンフレットを一回も見ることなく、親に促されるまま受験した。
 
 試験内容は、かんたんな作文と面接のみ。受験すれば、だいたい全員入れるみたいだった。そして、2回目の高校生活が始まった。

期待と不安ともにゼロ

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