蘇我駅で係員の誘導のもと機関車と貨車とが連結するところ(撮影・梅原淳)
年末が近づいてきました。イヤな季節ですよね。進路や今後のことが頭にちらついてきます。すこしでも心配ごとを忘れられるきっかけはないかと探していたら、「鉄道好き」にはたまらない人と出会ったため、寄稿してもらいました。(東京編集局・石井志昂)
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鉄道好きのみなさん初めまして。私は鉄道ジャーナリストの梅原淳です。どうぞよろしくお願いします。
お題には「鉄道をもっと楽しむ方法」とありますが、好きなものなのですから、自由に楽しんでください。
お節介を言いますと、この先、鉄道をどのような方法で楽しむにしても、鉄道が実際に動くようすを若いうちによく観察してほしいと思います。
これから冬になりますね。北国に住んでいるみなさんにとってはあたり前かもしませんが、寒いところを行く鉄道はけっこう雪が積もっても平然と運転を続けています。
私は生まれて初めて冬の東北地方を訪れたとき、雪で線路が隠れてしまっているのに時刻どおりに列車が走っているのにとても驚きました。
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