不登校新聞

265号(2009.5.1)

第265回 診察の実態は…

2014年03月19日 12:42 by nakajima_

連載「不登校の歴史」


 「不登校と医療」アンケート(2001年5月~6月実施)では、受診する際、親子の話し合いがあったかを聞いた。「話し合った」という子どもは57・8%、親は72・2%が「はい」と答えているが、子どもと親のギャップが気になる。親は話し合ったつもりでも、子どもはそう思っていないケースがかなりあることを示唆している。

 また、「受診を納得していたか」をたずねると、納得していた割合のほうが高い。前述同様、若干親よりも子どものほうが、納得している割合が低いという点でギャップが見られた。さらにつっこんで分析してみると、納得していない、あるいは納得したかわからない状態で医療にかかった子どもの割合が、子ども回答者全体の33・3%、親では全体の26・7%だった。子どもの気持ちを考えると、問題を感じた。

 受診のきっかけは、子ども・親ともに、「親が勧めた」が圧倒的に多く、約7割を占める。次に、子どもから希望した場合は子ども回答で28・9%、親回答で21・1%であった。

 アンケート報告書の第4章では、診察・診療について記述されている。
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