◎連載「ひきこもるキモチ」

 ひきこもってるときは、社会というのは自分を苦しめる残酷な外界だと思っていた。

 小中高と、ふつうの人に対してはロクな思い出はなかった。ふつうの人は、言うことがいい加減で、集団心理によっていくらでも残酷になる。すぐ集団内の序列を競いあい始めるし、その副産物としていじめが生まれる。こんな人たちが社会に出ても存在するなんて絶望的だなと思っていたが、現実は想定内で、大人になったときには社会というものがきらいになっていた。

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