不登校新聞

252号(2008.10.15)

親の手記 両親ともに教師で娘が不登校に

2014年07月03日 15:42 by 匿名


 教師の子どもに不登校が多いといわれる。両親ともに教師のわが娘は現在23歳、花の独身(彼氏一人)。御多分に漏れず、保育園時代から登園拒否・登校拒否をくり返してきた。高校卒業後、娘の選んだ道は保育専門学校。保育士への道だった。

 「大きくなったら先生になるんだ」と、ずっと前から決めていたそうだ。  しかし、本当は「なるんだ」ではなく、「ならなきゃいけないんだ」というプレッシャーを自分自身にかけ続けてきたようだ。親の期待感を感じ取っていたのだろう。なんと優しき娘であろうか。

 専門学校の2年生になった初めのころ、「娘さんが、いま保健室で休んでいますが、学校に迎えにきていただけますか。体調が悪いようです」。学校からの突然の電話。すぐに迎えに行った。「どうした?」と帰りの車の中で聞くと、「息が苦しかった。まだ心臓がバクバクしている。死んじゃうかと思った」という。

 突然のパニック症状。この日をきっかけに娘は登校できなくなり、専門学校入学後1年あまりで退学することになった。そしてひきこもった。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「アドバイスしないようにする」不登校の親の会代表に聞く支援論

541号 2020/11/1

「すべてがストップしてしまう」息子が不登校になって心配だったこと

539号 2020/10/1

心療内科では何も変わらず、不登校の親の会で心がほぐれた

538号 2020/9/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

541号 2020/11/1

中学1年生から不登校だった女性(24歳)に取材。声優を夢見て進学したものの...

540号 2020/10/15

トレーラーハウスを活用した新しいフリースクールが誕生。スタッフの小関翼さん...

539号 2020/10/1

俳優として活躍する佐藤二朗さん。かつては「暗黒の20代」をすごしていたとい...