不登校新聞

360号(2013.4.15)

不登校の歴史 第360回

2013年08月06日 14:55 by kito-shin



渡辺位さんご逝去

 2009年5月は、日本の登校拒否・不登校を考えるうえで、非常に大きな存在であった、ある人物の訃報を記さないわけにはいかない。
 
 その人物とは、渡辺位さんである。
 
 5月25日未明、東京歯科大学市川総合病院で、心筋梗塞のため永眠された。御年83歳。すぐれた児童精神科医だった。
 
 亡くなられる前の数年間は白内障、不整脈、ガンとつきあいながらも、いつも落ち着いておられて、静かに、講演や相談、アドバイザーや執筆などを多忙にこなしておられた。
 
 庭の木や花の話、猫の話、そして「人」という生命について、その深いお話がいつでも聞ける気がしていた私は、奥様からご他界された話を聞き、うかつさに呆然としたのだった。
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