不登校新聞

452号 2017/2/15

不登校なんて僕だけだと思ってた【13歳が語る不登校】

2017年02月13日 16:25 by shiko
2017年02月13日 16:25 by shiko


 今号は小学2年生から不登校をし、現在はフリースクールと中学校に通う石原良さんにお話をうかがった。

――いつから不登校だったのでしょうか?

 客観的には小学校2年生から不登校になると思います。ただし、そもそも保育園から行きたくなかったです。4歳ぐらいから登園しようと思うとお腹が痛くなったり、保育園から走って逃げ帰ったりすることがありました。まじめに通っていた時期もありましたが、基本的には行ったり行かなかったりを6年ぐらい続けて、小学校5年生からは完全に学校へは行ってません。

――長い期間、登校への葛藤が続いたんですね。

 学校への期待がゼロになったことはなかったと思います。学校の友だちと遊ぶのが楽しい時期もありましたし、いい先生もいました。それでもいろんなことが重なって学校に別れを告げて、しばらくするとまた登校を始める。それをくり返してきました。

学校は安全じゃなかった


 その間、同級生から石を投げられたこともありましたし、先生に抱きかかえられて教室に放り込まれたこともありました。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「親子関係は?元気になったきっかけは?」3人の経験者が語る私の不登校とその後

625号 2024/5/1

「40代で人生2度目のひきこもり」ひきこもり経験者が語るふたたび動き出すまでの出来事と気持ち

624号 2024/4/15

「30歳を目前に焦っていた」就活失敗を機に大学生でひきこもった私が再び動き出すまでに取り組んだこと

623号 2024/4/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…