不登校新聞

317号(2011.7.1)

子どもシェルター6団体が連携、全国ネットワークが発足

2013年06月18日 14:19 by kito-shin
2013年06月18日 14:19 by kito-shin
 虐待、家庭崩壊など、さまざまな理由で安心できる生活基盤が奪われ「一晩だけでも逃げる場所がほしい」という子どもたちのための場「子どもシェルター」。全国6カ所の子どもシェルターが中心となってネットワーク組織「子どもシェルター全国ネットワーク会議」が発足した。
 
 子どもシェルターは2004年に日本で初めて誕生。代表の坪井節子さんは「ひとりぼっちじゃないんだよ、あなたは大切な人、というメッセージを伝えたい」という思いからカリヨン子どもセンターを設立。こうした思いは全国で共感され、今年4月には日本弁護士連合会より「『子どものためのシェルター』の公的制度化を求める意見書」が内閣府などに提出されるなど、その活動は広がりつつある。
 
 そこで、さらなる活動充実と国や公共団体との協働を進めるため、全国ネットワークが発足した。参加団体は、ロージーベル(宮城)、カリヨン子どもセンター(東京)、子どもセンターてんぽ(神奈川)、子どもセンターパオ(愛知)、子どもセンターピピオ(広島)、子どもシェルターモモ(岡山)の6団体に加え、現在、設立準備中の京都、高知、福岡の市民団体が加わる予定。

関連記事

「不登校のきっかけは先生」、「不登校で家庭の支出が増大」約2800名へのアンケートで見えてきた当事者の新たなニーズ

619号 2024/2/1

物議を醸した東近江市長の発言 不登校の歴史から考える差別や偏見に立ち向かうために必要なこと

614号 2023/11/15

いじめがきっかけで不登校に 学校と生徒で「認知差85倍」の理由【全文公開】

613号 2023/11/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

621号 2024/3/1

「この歪んだ社会では『逃げること』以外に貫ける正義はないよ」。『みんなうんち』…

620号 2024/2/15

今回は数々の高校の立ち上げに携わり、不登校の子の進学事情にもくわしい時乗洋昭さ…

619号 2024/2/1

「私が心から求めていたのは自分と同じ不登校の親だった」――。兵庫県在住の足立き…