学校に行かないわが子にどう接したらいいものか。これは不登校の子どもを持つ親にとって、誰しも直面する問題です。とくに子どもが中学生・高校生年齢に差しかかると、それはより顕著になります。
「思春期」特有の親への反抗だったり、逆に親とのコミュニケーションを避けたりします。そうすると、親としても「私がこんなにがんばっているのにそれが伝わらない」とか「子どもの本音を知るためにはどうすればいいのか」などの感情が湧いてきます。
こうした親子関係について、本書の著者で児童精神科医の明橋大二さんは「親が楽になると子どもも楽になります」と言います。いやいや、それがなかなか難しいのです。
では、どうやったら、親は肩の力を抜けるのか。
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