不登校新聞

463号 2017/8/1

ひきこもりのヒントは当事者の語りのなかに【書籍紹介】

2017年07月27日 16:15 by koguma


 長年、ひきこもり当事者への取材を重ねてきた杉山春さんらしく、多くの事例が載っている一冊です。その一例を紹介します。
 
 Aさんは中学1年生のとき、いじめがきっかけで不登校になりました。ある日、やっとの思いでいじめのことを親に告げます。すると、父はいじめている子どもたちを呼び出して叱りつけました。結果、いじめはさらに悪化し、Aさんは強迫神経症を発症します。その後、家庭内暴力が出たり、精神科への入院もくり返します。障害者枠の契約社員として働いたこともあるけれど、なかなか続かず、数年間ひきこもることになります。
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