不登校新聞

464号 2017/8/15

不登校から見た通信制大学のメリット・デメリット

2017年09月12日 16:12 by shiko
2017年09月12日 16:12 by shiko



 通信教育課程を設置する大学(以下、通信制大学)は、全国に43校あり、16万3354人が在籍している(2017年度)。

 通信制大学の大きな特徴としては「通学日が少ない」「入試がない」「学費が安い」ことが挙げられる。ほとんどの通信制大学では、高校卒業資格(高認含む)を有していれば入学ができる。また、私立大学の初年度平均学費は年間130万円(入学料26万円)が必要。同じような学費が必要な通信制大学もあるが、4年間で70万円~120万円と通学制と比べれば安価な大学が多い。

 一方、デメリットとしては「卒業率」などが挙げられる。

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