不登校新聞

488号 2018/8/15

不登校は「学校に行かさらない」が最適表現説【仮説なんですが】

2018年08月14日 15:31 by kito-shin



連載「仮説なんですが…」vol.24

 どれだけ隠しても本音はもれる。「学校へ通うのは当然」「学校に行けないよりは行けたほうがいい」。そういった「常識」は私たちのなかにずいぶん深く根を下ろしていて、拭い去ったつもりが、思わぬところで顔を出す。気をつけたいのが「えの段」だ。

 「学校に行けない」「教室に入れない」「朝、起きられない」「誰とも会えない」。それぞれ「行かない」「入らない」「起きない」「会わない」で一向にかまわない。なのに、なぜか「えの段」の言葉が入ると、そこに可能の意味がつけ加わる。

 本人が言うならまだわかる。保護者や教師はどうか。できると思ったが無理だった。期待したがダメだった。いくら口では「ありのままを認める」などと言ったところで、本音が「えの段」からにじみ出ている。子どもは敏感に察して、ますます自分を責めるだろう。うっかりもらしたら「えの段」が状況を悪化させる。

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