不登校新聞

495号 2018/12/1

子どもを支えるために必要だった「子どもから離れる」時間【不登校からの母親日記】

2018年11月28日 17:09 by kito-shin



連載「不登校からの母親日記」vol.2

 私は、子どもたちの成長とともに勤務時間を増やしてきた。午前中だけの勤務からそろそろ6時間勤務に増やそうかと思っていたころ、娘が小学校を行きしぶるようになり、もうしばらく午前中勤務を続ける必要があると判断した。

 リビングでぽつんとひとり、お昼ご飯を食べる娘を想像すると、それはあまりにかわいそうだと思ったからだ。

 だが、仕事をやめることは考えなかったし、午前中だけなら娘をひとりで家に置いておいても大丈夫だと不安はなかった。

 私が仕事へ行って「こんなことがあったよ!」と話すことで、家でも学校でもない世界で母親がどう生きているかを見てほしいという思いもあった。

 毎朝、「行ってくるね」と部屋をのぞくと、娘は相変わらず、ふとんのなかで丸まってはいたが、片手を出して「行ってらっしゃい」というように手をふってくれるようになっていた。

 朝、目覚められないのは、夜、ふとんに入ってあれこれ考えごとをして眠れないからだということを教えてくれた。

 目を閉じると不安に襲われるのだろう。明け方まで悶々とし、外が白々とするころ、ようやく眠る毎日を送っていたらしい。

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