前回からの続きです。17歳の女性とあたりまえに交際している21歳の男性が犯罪者にされる日本の人々は、もはやお茶の間で北朝鮮をバカにすることができません。
ひとことで言えば、有権者大衆と議員、そしてマス・メディアなどがあまりにも愚かなため、日本社会が、道徳と法が分離しない野蛮状態に陥っているのです。
最近、この野蛮さはエスカレートしています。大阪府では、ついに18歳未満の人と20歳以上の人が夜遅くいっしょにいただけで、20歳以上の人が警察に逮捕されて犯罪者にされてしまう条例ができました。
さらに奈良県では、青少年が学校にいないで外にいるだけで、警察に補導されてしまう条例ができました。
学校に若い人たちを強制収容すること自体が、奴隷的な扱いです。義務教育は、社会が青少年に教育を受けるチャンスを提供する義務であって、青少年に対する通学の義務ではありません。
学校に強制収容するなど、もってのほかです。それが警察力によって強制されるようになったのです。
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