不登校新聞

298号(2010.9.15)

親シンポジウム「出直しはいつでも」

2013年12月17日 16:22 by kito-shin


 現在、36歳になる長女は中学2年生のとき、不登校になりました。
 
 何とか学校に行かせようと親が躍起になればなるほど長女の具合は悪くなる一方で、3年生になるとほとんど学校に行けなくなりました。娘の進学を焦るあまり、「もう1年、学校に残って来年の受験に備えよう」という、いまから思えばまったくバカげた判断をしてしまいました。決定的に追いつめられた長女は学校へ行くどころではなく、自室にひきこもってしまいました。
 
 夫婦で右往左往するなか、ふとあることに気がつきました。「娘が高校に進学しないことで困っているのは、じつは親自身なのではないか。高校に行かなければこの子の人生は終わりなのか」と。この視点に行き着いたときの解放感はいまでも鮮明におぼえています。その後、通信制高校に進んだ長女はアルバイト先で知り合った青年と結婚し、現在では3人の子育てに奮闘しています。
 
 私は現在、函館で親の会の事務局など務めるかたわら、「はこだて若者サポートステーション」の専門相談員を務めておりますので、ソーシャルワーカーという立場から発言させていただきたいと思います。
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