不登校新聞

534号 2020/7/15

小1で不登校した娘、家でも育つと実感した日

2020年07月13日 16:17 by kito-shin
2020年07月13日 16:17 by kito-shin

 小1から不登校中の娘の母親・中浜葉子さんの新コラムです。娘を見て感じることを書いてもらいました。

* * *

 私の娘は現在小学5年生。不登校歴はもうすぐ丸4年です。最近、学校へは行かずとも「子どもは成長していくんだな」とあらためて気づかされる出来事がありました。

 彼女が最初に「行かない意思」を表明したのは入学式の夕方。私を呼びとめて彼女は内緒話をするときみたいなひそひそ声で耳打ちをしてきました。

 「あしたから学校やめる」。

 あまりにも唐突な発言で不謹慎ながらも笑いがこみあげてきたのをよく覚えています。

 本題はここから。「入学式だけでは」と説得された彼女は、しぶしぶ登校を続けますが、あらゆる手段で学校が嫌なことを訴えていました。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

学校へ行かない娘の一日を、くわしく記録してわかった大事なこと

536号 2020/8/15

学校へ行かない小学生の娘がお金の使い方を学んだ方法

535号 2020/8/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…