政府の諮問会議「教育再生会議」(野依良治座長)が07年6月1日、総会を開き、第2次報告「社会総がかりで教育再生を~公教育再生に向けた更なる一歩と『教育新時代』のための基盤の再構築~」を正式決定した。第2次報告は夏休みの削減・土曜授業の実施、「徳育」の新設に向け、今年度中に学習指導要領の改定などを行なうよう提言。また、「メリハリ」のある教員給与体系の実現に向け、来年4月をめどに給与特別措置法などを改正するよう求めた。不登校に関しての記載は、学力向上政策の一環として、「きめ細やかな対応を求める」という文言が盛りこまれたのみであった。
520号 2019/12/15
不登校経験はないものの、小学校から高校まで、ずっと学校生活に苦しんできたと...
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