不登校新聞

216号 2007/4/15

わが家は母娘とも不登校

2015年07月07日 15:50 by kito-shin



 記憶に近い、彼女の場合から。「学校にいるとアリになったような気分になる。家では、ゾウでいられる」。で、学校行くのやめた。
 
 行かない理由がわからないと「納得できない」「困る」ってことで、学校関係者からは、いろいろ聞かれた。
 
 「普通分娩でしたか?」という質問から始まり「母乳でしたか?」「砂遊びは?」「幼稚園には通われましたか?」……、しかし、どれもこれも学校関係者にとって、私の答えは期待はずれのよう。で、「お子さんは何人姉妹ですか?」、「一人です」という返答に「それだ!」と食いつかれた。つまり、一人っ子で、甘やかされて育ったのが「学校に来られない理由」で、落ち着いたみたいだ。
 
 それからの彼女の9年間に出会った先生たちの名言集。
 
 先生がやって来た。「ここで、甘やかしたら、一生甘えた人間になり困ります」。
 
 先生がやって来た。たまたま彼女が出たら「あいさつできるんですね、驚きました」。
 
 先生がやって来た。彼女がいたら、「ちゃんと、昼間、起きているのですね」。おちおちカゼもひけない。
 
 彼女が笑っていたら「笑えるんですね」。
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