不登校新聞

208号 2006/12/15

15歳時の犯行に懲役14年 板橋両親殺害事件判決 東京地裁

2015年12月08日 16:04 by kito-shin



 東京都板橋区の建設会社社員寮で昨年6月、管理人だった両親を殺害したとして、殺人罪などに問われた長男(当時15歳)の判決公判が、12月1日東京地裁(栃木力裁判長)で開かれた。栃木力裁判長は「犯行は、計画的であり、冷酷かつ残忍であって、はなはだ悪質というほかなく、本人の内省もいまだ深まっているとは言えず、最大限考慮しても、刑事処分を持って望むのが相当」と述べ、無期懲役を選択した上で、少年法51条を適用し懲役14年(求刑懲役15年)を言い渡した。原告側は控訴を検討している。01年の改正少年法施行以降、犯行時16歳未満に対する殺人罪での初めての判決となった。


 判決によると、少年は昨年6月20日早朝、就寝中の父親(当時44歳)の頭を鉄アレイで殴るなどして殺害。母親(当時42歳)も包丁で刺殺した。その後、室内にガスを充満させ、スプレー缶をのせた電気コンロにタイマーをつなぎ、同日夕方、管理人室を爆発させた。長男は97年ごろから、父親に言われて寮の掃除などを手伝うようになり、次第に仕事量も増え、父親への不満を募らせていた。長男と父親が口論になると、父親は「おまえはバカだ」と言ったり、たびたびゲーム機を壊したりした。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

あなたは知っていますか? 1年で最もいじめが多い時期

487号 2018/8/1

「学校に戻すことがゴールじゃない」文科省が不登校対応の歴史的な見直しへ

487号 2018/8/1

平成だけで74件 生徒指導の末の自死「指導死」とは何か

482号 2018/5/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

488号 2018/8/15

長瀬晶子さん(仮名)の次男は、小2の9月から不登校。「あまりに早すぎる」と...

487号 2018/8/1

2018年7月11日、文科省は、学校復帰のみにこだわった従来の不登校対応を...

486号 2018/7/15

僕は本当に苦しかったとき、何も言葉にすることができなかった。でも今なら音楽...