不登校新聞

475号 2018/2/1

学校を、年齢も立場も「ごちゃまぜ」にしていこう説

2018年01月29日 14:35 by kito-shin
2018年01月29日 14:35 by kito-shin



連載「仮説なんですが…」vol.15

学校は、“子どもたち”だけが学ぶ場所であり続けるだろうか?

 最近、私がよく考えていることです。

 それってなんだか、少し不自然な気がするのです。どうして子どもたちは、同世代の人間たちとだけ、ひとところに集められ、決められたことを決められたとおりに、みんなでいっせいに勉強させられなければならないんだろう、と。

 社会はきわめて多様な人たちからなるものです。だから私たちは、自分とはいくらか異なった多様な人たちを、おたがいにできるだけ認め合い、折り合いをつけながら生きていかなければなりません。

 それに、今の時代、勉強しなければならないのは子どもだけではありません。大人も必要に迫られたり、あるいは、ただ純粋に楽しいからといったりした理由で、さまざまなことを学び続けています。

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