不登校新聞

522号 2020/1/15

不登校のわが子の将来が不安、親が心がけるたった1つのこと

2020年02月20日 13:17 by koguma

※文科省「平成30年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」より


 文科省の最新調査によれば、不登校の子どもは16万人を超えました。小学生の不登校は直近の2年でおよそ1・5倍に増えました。中学生は10万人を超え、1クラスに1人いる計算になります。

 そうしたなか、不登校経験者を対象とした教育特例校や通信制高校も増えました。20年前、30年前と比べ、「不登校その後」という意味においては、さまざまな進路が考えられるようになってきました。

 その一方、親御さんのお話を聞くなかで、ずっと気になっていることがあります。

 不登校の子を持つ親の不安自体は、今も昔もさほど変わっていないのではないか、ということ。「先が見えなくて不安になる」という悩みもそのひとつです。

 「無理して学校へ行かなくてよい」とは言うものの、「このまま家にいたら社会性が育たないんじゃないか」とか「せめて高卒資格くらいは取らないと」という考えが脳裏をかすめるたび、「今のままで本当に大丈夫なのか」「この状況がいつまで続くのか」という「将来」への不安が湧いてきます。

親の不安、子どもの不安

 では、不登校の子どもはどうか。不登校の真っただ中にいるとき、子どものなかにも「将来」への不安を感じる子はいます。

 ただし、それと同等もしくはそれ以上に子どもがつらいと感じているのは「現在」であることが多いというのが私の実感です。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

不登校経験者が選んだ進路とは、安心できる将来のために必要なこと

527号 2020/4/1

わが子の勉強の遅れが気になるときの親の心構え

516号 2019/10/15

ゲームばっかりの子ども、親が考えるべきこととは

515号 2019/10/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

527号 2020/4/1

「自分の悩みを本気で打ち明けてみたい人は誰ですか」。そう聞いてみたところ不...

526号 2020/3/15

中学と高校、2度の不登校で苦しんだ不登校経験者にインタビュー。自身が「どん...

525号 2020/3/1

受験生の息子が突然の不登校。今ならばわかる「親にできること」を母親が講演。