新設校のため、中1だけでなく全学年が同時にスタートすることから、入学式は「はじまりの会」と名づけられた。形式的なものではなく「温かみのあるものに」という意向で、ステージは使わず、手作りの装飾で体育館の壁を飾り、子どもを中心に、出席者が円形に座るように配置するなど工夫を凝らしていた。
受付では、胸につける花を子ども自身が選べる。好きな色を自分で選び、胸ポケットにつける子、髪に飾る子、「花はつけない」という子もいた。
奥地圭子校長は、子どもたちへ歓迎の言葉を話し、この学校の設立までのことや「子ども中心でつくっていく学校だということを大事にしたい」と話した。
その後、音楽を担当するスタッフとその仲間であるバイオリニストによるピアノとバイオリンのアンサンブル演奏があり、会場中の人たちは美しい演奏に聴き入った。
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