記事タイトル一覧

【報道】金属バット事件 いったい何が、裁かれたのか

記事テーマ:ニュース

父親に懲役3年の実刑判決 一九九六年一一月、長男(当時一四歳)を金属バットで殴るなどして、殺人罪に問われた父親(五三)にたいし、東京地裁は四月一七日、懲役三年の実刑判決(未決勾留日数四〇〇日を刑に算入。求刑懲役五年)を言いわたした。この事件は、東大卒の学歴をもち、出版社やアルコール依存症のデイケアで働いた経験もあるまじめな人柄と見られる父親が、なぜ長男を殺すことになったのか、長男はなぜ家庭内暴力をくりかえすようになったのか、この悲劇を防ぐにはどうしたらいいのかなどについて、裁判所がどこまで...

koguma koguma

【報道】創刊集会がスタート 5月3日(日)名古屋集会

記事テーマ:ニュース

創刊にあたって東京、名古屋、大阪の三ヶ所で行う創刊集会が四月十九日(日)東京を皮切りにスタートした。  当日は学校に行っていない子どもたちや親、また、医者、養護教諭、教員、保母、などなどさまざまな立場の方が約二〇〇名参加され、マスコミも一〇社ほど来場。   内容としては、編集顧問の芹沢俊介さんの講演。ついつい堅くなってしまいがちな内容をわかりやすく話され、その後は新聞社理事三人による鼎談。休憩をはさんだのち、親の立場からのお話。最後は子どもたちのシンポジウム。「全国のいろんな人とつなが...

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【論説】「創刊にあたって―生命の側に立って」

記事テーマ:識者の指摘

生命をもつものは、皆、同種であっても個々に違う。いつだか子どもたちと、ヒメジョン十本、ミミズ十匹ならべてみたことがあるが、どれ一つ同じものは無かった。  人間の子どもも生命のかたまりである。個々の生命の在り様は色々であり、また、こうあるべきと期待されても、生命というものは、おのれが体験した空間と時間の重なりに素直に反応を出していく。 子ども・若者の不登校もまた、自然な生命の反応である。一個の生命たるその子にとって、そのとき、学校と距離をとることが何らかの意味で必要であったり、自然であった...

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【論説】「創刊にあたって―新しい風に」

記事テーマ:識者の指摘

新しい風に新緑さわやかな五月晴れの季節、創刊号を歌にのせて皆様に送り届けたい。     と き「芽吹く季節」(作詞・作曲柚梨太郎)いつまでもこのままで終わる  ぼくじゃない ときひそやかに 芽吹く季節  じっと信じてる誰だって さみしくて  心 傷ついてうつむいてしまうけど  だけど 夢見てる明日すぐに 開かなくてもきっと やさしい  風が吹くからあきらめないで  あたためてゆこう目覚めるたび   ふくらむから わが国の不登校は、現代の社会病理、文化のあり方を反映した特有の歴...

koguma koguma

【論説】「創刊にあたって―みんながニュースになる」

記事テーマ:識者の指摘

四月七日午後、「不登校新聞」の創刊に向けて大阪支局の記者会見をした。翌朝のニュースでNHKテレビがこれを報道し、私の発言のいくつかを電波にのせた。こうして、ひとつ、ニュースが生まれた。  一時間半の会見で私が語ったことのなかから、NHKがどの発言をひろい上げたか。その一つは、こうだった。「人類が今後二〇〇年、三〇〇年生き延びることができたら、昔は学校という、たいへん野蛮な制度があった、と回顧するようになるかもしれません」  まさか翌朝のテレビニュースで報道されるとは思っていなかったから...

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【報道】所沢高校 自分たちのことは自分たちで

記事テーマ:ニュース

大人がむずかしくしている?「卒業式ボイコット」、「分裂入学式」など、マスコミをにぎわせた所沢高校。自分たちで卒業記念祭・入学を祝う会を開催した子どもたちと、日の丸・君が代のある「厳粛な」式を開いた校長とが対立した。生徒会、教師、校長、教育委員会、文部省、文部大臣と、またたくまに大騒動になったが、騒ぎが大きくなればなるほど、子どもたちの現実からは浮いてしまったように見える。いったい何が問題で、何が問われているのだろうか。  「私たちは日の丸・君が代に反対しているんじゃない。押しつけられるこ...

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【連載】かがり火

記事テーマ:連載

創刊号をお届けする。夢というものは、どうせ無理なんて思わず、どうやったら実現するか考えあいながら時間とエネルギーをかけていくと実現するものだ。これは、東京シューレの子どもたちから学んだことであるが、創刊を目の当たりにして、その思いをまた強めた。  なにしろ、子どもでも大人でもやりたい事にはチエも湧くしパワーも出る。応援者も現れる。わが子の不登校から二〇年、登校拒否を考える会から一五年、東京シューレから一三年、不登校をめぐるマイナスもプラスも肌で感じてきた中で、折りにふれてほしいな、と思っ...

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【報道】裁判を傍聴して 金属バット事件

記事テーマ:ニュース

朝から小雨が降りしきるなか、東京地裁には二六〇人もの人たちが金属バット事件の判決を自らの目で、耳で確認するため集まっていた。  そのなかにはカウンセラーとしておもに学校に行かない親や子どもたちと関わってきた内田良子さんや、自らの子どもが不登校であるという事をきっかけにこの事件に関心をもち、ほとんど全ての公判を聞きに来ている母親達もいる。  子どもの立場が欠落したままに進んだと言われ懲役三年という判決が出たことについてどう思っているのか聞いてみた。  「裁判の中では家庭内暴力が起こった...

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【親の思い】わが子の不登校を語る、母親座談会

記事テーマ:親の思い

◎新学年も一ヶ月が過ぎて、五月の初めというのは、子どもの行きしぶり、不登校が目立ち始める時期ですね。今日は、わが子が学校に行かなくなった最初のころをふりかえって、みなさんが体験されたことをお話し願いたいのです。里中:うちの場合が小四の五月の連休あけ。この企画にぴったり(笑い)。「行くのがいや」というよりも、「うーっ」って感じで動けなくなった。腹痛、吐き気、微熱、そういう症状が出て、顔面蒼白、能面みたい。笑っているようで、笑ってない。ぞっとしました。  そこでやっと、これほど疲れ果てていた...

koguma koguma

【報道】児童自立支援施設―何がどう変わったのか

記事テーマ:ニュース

女性教師に対するナイフ殺傷事件を起こした黒磯の少年や、一人暮らしの老人を殴打し死亡させた浦和の少女が、家庭裁判所の審判のあと「児童自立支援施設」に送致されたニュースは耳にされていると思う。  この「児童自立支援施設」は、児童福祉法によって定められている福祉施設で、もとは「教護院」である。児童福祉法改正が昨年六月国会で決まり、改正法に基づいて、今年四月一日より施行となった厚生省管轄施設である。  「教護院」は、各都道府県に最低一カ所の設置が義務づけられていたところから、改正前、全国に五七...

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【当事者の声】子どもいいたいほうだい

記事テーマ:当事者の声

ほっといて 考えているよ いろんな人に 司会 みんなにとって親ってどういう存在。 志昂なんか、親に愛情をかけられる理由がわからない。お金もくれるし、掃除とかしてくれるんだけど、親だからというだけで、なんでやってくれるのかなというのが気になる。 有里 親というのは、一番私のことをわかってくれようとしている人だと思うんだけど、たまにうざったかったりする。 祐慈 三、四年前は押しつけるようなところがあってうざったいと思っていたけど、だんだん自分がはっきりしてくるなかで、今は逆に一対一で話...

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【手記・子ども】学校に行かない僕から

記事テーマ:当事者の声

狭い現実しか知らなかった  僕が登校拒否をしたのは十年以上前の話です。今の現実からはかけ離れてしまっていると思います。また、十万人以上いる経験者のひとつの体験でしかありません。それで、今にそぐわない面や特殊な感じがするかもしれません。でもそこから何らかの参考を見つけてもらえればと思い、書きます。  今の僕にとって登校拒否は肯定的な出来事だったと思えます。そのことでいろんな生き方や可能性を知ることができました。さまざまな情報を得るのにも登校拒否経験がとても役立っているのです。友人関係も学...

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【声】

記事テーマ:親の思い

当事者からの思いや暮らしのあれこれ、ありのままが伝えられることがいちばん強い!私もあれこれ悩みや戸惑いの中から登校拒否とは何かがみえてきたのは「考える会」であり、そこを通して知り得た多くの親のみなさんからの率直な語りでありました。いろいろな情報も含め、省かれることのない記事がのせられていく、ほんとうに楽しみであります。静岡県伊東市  伊藤房枝さん  今日はやっと不登校の問題情報、実質をオープンに話せるようになると感じました。九年前に娘が小学二年で学校をやめましたがそれからずっとホームスク...

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【相談】「ともだちが……」

記事テーマ:Q&A

――小四から不登校をしている息子が、新学期になって、時々学校に行く、という生活をしています。いつも、親として、地域の中で孤立せずに、学校に時々行く生活や、学校に行かない生活を認められたうえで、生活したいと思っています。今、回りの人に少しづつ、本当に思っていることを言い始めて、ずいぶん気持ちがのびのびしてきました。  そんな中、息子が「学校休んでいると友達と遊びにくい」と言います。一番仲の良いお友達が、毎朝「今日学校に行ける?」と電話をくれ、学校が終わると一緒に遊び、遊んだあとも、必ず「明...

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【親の会】各地の会を訪ねて

記事テーマ:集会情報

不登校を考える会「かめの会」、「虹の会」、不登校子どもの会「星のうさぎ」、ホームエデュケーション・ネットワーク山口「おうち大好き」についてお話を聞きました。(名古屋支局) 西村秀明さん(山口県精神保健福祉センター臨床心理士) センターでは昔から不登校の相談はあり、当時は手さぐりで、文献にも母子や家庭環境の問題というのが多く、正直言って「そういうことなのか」と思ってしまったのです。面接する子どもの数が増えて、おもしろいことをやろうとキャンプを企画したら、来たのが一人。半年後にもう一度とび...

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【本の紹介】「『大河の一滴』 五木寛之 著」

記事テーマ:連載

出たばかりの本である。「売れているのは著者の知名度ばかりじゃないね、自分も感じている事を言葉にして貰った、と思ったよ」なんて知人がいうので、本屋へ立ち寄った。三軒とも売り切れだったので驚いた。  手に入れて一気に読んだ。五木寛之さんの「一生に一度くらい自分の本音を遠慮せず口にしてみたい」という願望が、たまたま世に出る一冊となったという人生論である。  五木さんは、現代日本は応仁の乱前夜と似ているという。決して平和なんかではない。たとえば紛争の続いている北アイルランドで三十年間の死者が約...

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【連載】不登校の歴史 「連載を始めるにあたって」

記事テーマ:連載

わが家の長男が登校拒否をしたのは一九七八年のころである。転校先の学校に行こうとすると腹痛、頭痛、吐き気をもよおし、休むと元気になり、元気になるから登校を促すと、数日したら、また、前よりもっと体調が悪くなって長く欠席する、という状態をくりかえした。そして、本人が小五になっていた一九八〇年秋、運動会に備える日々を猛烈にがんばって登校し、拒食症にしてしまうという苦い経験をすることになった。さいわい、子どもは、当時児童精神科医師であった渡辺位氏(国立国府台病院勤務)との出会いから元気になり、私も夫...

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【集会情報】各地の動き 金沢 シンポ 学校って何?

記事テーマ:集会情報

石川・富山の若者"オリジン”が主催 二五〇人が参加 石川、富山の不登校を経験した若者らのグループ「オリジン」が主催するシンポジウム「学校って何?」が、平成一〇年三月二八日金沢市の県女性センターで開かれた。  昨年九月富山大学で開かれた不登校体験の若者らとカウンセラー内田良子さんによるパネルディスカッション「これが僕らの生きる道」が、五〇〇人以上の参加で成功したのをきっかけに、これを企画した若者らが中心に「オリジン」を結成し、不登校体験者と高校生が、学校に行く、行かないの区別を超えて、学...

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【集会情報】親の会の世話人らが合宿

記事テーマ:集会情報

四月四日から五日にかけて、静岡県清水市で、全国ネットワーク南関東ブロックにつどう各地の親の会、居場所の世話人らが合宿をひらき、静岡を中心に、東京、千葉、埼玉、神奈川の計一七の親の会から、四四名が参加した。  ふだん会で話されていること、各地の不登校の状況、行政や学校の対応、運営していくことのむつかしさなどのほか、児童福祉法の改正にともなって、児童自立支援施設(旧教護院)や情緒障害児短期治療施設がどのように動いているかなど、各地の状況が話しあわれた。  静岡県では、進級・卒業にともない、...

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