民間有志で発足した「ブラック校則をなくそう!プロジェクト」は3月8日に記者会見を行ない、ブラック校則や不適切指導に関する調査結果を発表した。今回の調査は、10代から50代までの男女2000人、現役中高生を持つ保護者2000人、合わせて4000人を対象に実施。中学・高校時代に受けた理不尽な指導について年代ごとに見ると、減少しているものから、近年増加傾向にあるものなどの変化も見られる。
年代の変化は
「中学時の理不尽な指導」を見ると、▽強く叩かれた▽廊下に立たされた▽授業中に正座をさせられた、などは、40代・50代に比べ、10代では経験者が少ないことがわかる。
一方で、▽人前で成績を難じられた▽身体を性的に触られた、などは10代のほうが多く経験している。また、▽下着の色をチェックされた▽髪の毛を切ったり染めるよう求められた▽部活を辞めさせてもらえなかった、などは、全世代を通じ、10代がもっとも多く経験していた。
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