不登校新聞

479号 2018/4/1

保護者が「ふだんの授業」を見られない理由【別室登校中の14歳手記】

2018年03月28日 15:00 by kito-shin



連載「ただいま別室登校中!」vol.9

 これまで小学校に通い、いろんな目にあってきたなかで、学校に対して何かうさんくさいものを感じるようになっていました。そのうさんくささの最たるものが、授業参観でした。

 授業参観のときに先生は、生徒に対する態度がふだんと真逆になるのです。いつもは生徒を「おい、〇〇」と呼び捨てにしているのに、授業参観では、優しく「〇〇さん」と呼ぶなど。また、事前にしっかり授業内容を練っておいたり、大掛かりな教材をわざわざつくってくるとか。ふだんではありませんね。ふだんからやっておいてほしいことですけどね。授業についていけていない生徒にも、いつものように叱ったりすることもなく、授業参観のときにかぎっては「大丈夫? ここわかる?」と声をかけるなど、手厚くフォローしてくれます。

 いつもは黒板に殴り書きのように書いている先生が、授業参観ではとてもていねいで読みやすく書いてくれたりします。本当は、先生に「汚いので読めません」とか「わかるように書いてください」とふだんから私も言いたいのですが、逆に怒られそうで言えません。やればできるのですから、いつもきれいな字を書いてくれればいいのにと思ってます(笑)。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

1年間、連載を続けて私が私に思うこと【別室登校中の14歳手記】

494号 2018/11/15

別室登校だから始まった私の「新しいこと」【別室登校中の14歳手記】

493号 2018/11/1

初めて学校が楽しいと思った日が一変した「ジャックダニエル事件」【別室登校中の14歳手記】

492号 2018/10/15

読者コメント

バックナンバー(もっと見る)

512号 2019/8/15

樹木希林さんの娘・内田也哉子さんと本紙編集長の対談。亡くなる前につぶやいた...

511号 2019/8/1

今も母親との関係に悩みを抱える元アナウンサー・小島慶子さん。同様の悩みを持...

510号 2019/7/15

参議院議員通常選挙に際し、『不登校新聞』では各政党に不登校に関する現状認識...