2018年3月15日、「千葉県議会フリースクール等教育機会確保議員連盟」が発足した。議連は、不登校の子どもの教育機会確保のための取り組みの推進を目的としており、当面は情報収集と調査研究にあたるという。県議91名中48名が名を連ねる。
県議、市民、教委 懇談会を重ねて
発端は、昨年5月にさかのぼる。議連会長の吉本充県議(自民党)、千葉県教育委員会指導課、千葉県内のフリースクール等関係者らが懇談会の場を持った。
以降、三者間でフリースクール等の現状と課題の共有が進むなか、9月には「千葉県フリースクール等ネットワーク」が市民側で発足。「不登校の子どもに関する問題に党は関係ない」という吉本県議が旗振り役となり、超党派での議連が発足する運びとなった。
財政支援の道を
「教育機会の確保に関する議連が県議会で立ち上がるのは、全国初の動き」、そう話すのは、千葉県フリースクール等ネットワーク代表の前北海さんだ。
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