2018年4月14日、東京都港区にて、シンポジウム「指導死をつくりだすもの」が開催された。主催は「指導死」親の会。「指導死」が生まれる背景について、東京電機大学の山本宏樹助教が解説。また、「指導死」でわが子をなくした2人の遺族がその思いを語った。
「指導死」とは何を指すのか
「指導死」とは、教員による不適切な言動や暴力などを用いた生徒指導により、子どもが自死に追いつめられることを指す。最近では2017年に福井県池田町の中学生が自殺した事案が「指導死」にあたる。
同町教育委員会が設置した第三者委員会の報告書によれば、担任や副担任からたび重なる叱責を受けていたことがわかっている。
「指導死」親の会の共同代表・大貫隆志さんも「指導死」によってわが子をなくした一人だ。
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