不登校新聞

385号 (2014.5.1)

第385回 「不登校なう」誕生記

2014年05月15日 14:57 by kito-shin
 
 

連載「不登校の歴史」


 不登校経験を出し合うことは、それ自体とても意味のあることであった。しかし、なぜ不登校にいたったのか、そのとき、まわりはどんな対応だったのか。20人いれば20通り、みんなちがうのである。まとめ方がわからない。ああでもない、こうでもない、と議論しているうちに子どもたちは「ぜひとりあげたい原因やきっかけは何なんだ」ということになった。
 
 「いじめ」はすぐに決まった。また「理由がわからないけど行かれない」というのも決まった。理由があれば学校を休むのも認められる。しかし、理由がわからない場合は「怠けでしょ」と思われ理解されず、苦しいのである。
 
 桜が描きたいのに靴を描かされる、学校の空気がイヤ、いつも急き立てられている、給食を残しちゃいけない……、学校に違和感を持つ、学校が苦しい……、こういうことを「学校との関係」とまとめることにした。あとのことは取り上げないことになった。
 
 「いじめ」「理由がわからない不登校」「学校との関係」という3つのケースを平行して並べるだけでは、映画のストーリーとしてまとまらない。そういう意見が出され、その3部門の主人公が居場所で出会って、自分の居場所を見つけたようすを加えることになった。
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