「学校に行かないことは逃げ、甘えなんだ」
「学校に行かないと幸せになれない」
そう、言われたことは、1度や2度ではありません。
小学2年生で
不登校になり
私は小学2年生から学校に行ってません。何度も行こうとしてはまた行けなくなって、の繰り返し。自分は大人になっても、仕事をしたり、家庭を持ったりすることはできない、誰も私のことを必要としていないんだと、思っていました。学校というところから、何度も何度も「逃げました」。
だけども、私は今、幸せです。
お金持ちではありませんが、毎日仕事をして、2年前に結婚(式)もしました。
大変なこともまだまだあるけど、それでも毎日生きています。
大人が正しい
とは限らない
大人になった今わかることは、大人たちが話すことが正しい、とは限らない、ということです。ほんとに大事なことは、学校に行くことではなく、あなたがなにを好きで、なにが嫌いで、なににおかしいと思うのか、ということを考え続けることにあるのだと、私は思います。
もしかしたら、近くにいる人たちは、あなたのことを理解してくれないかもしれません。でも世界はもっともっと広くて、たくさんの人がいて、色んな考え方があります。あなたのことを、愛おしく思う人も、あなた自身が、素敵だなーと思う人もいるはずなんです。
そのひとたちにたどり着くために、学校に行かない選択肢をとることは決して悪いことではないです。
どうかそこで終わらないで。
逃げ続けて、生き延びて。
ともに生きてゆきましょう。
国際交流NGOピースボート
グローバルスクール・コーディネーター
恩田夏絵
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