不登校新聞

480号 2018/4/15

「ひきこもりのもっさい女性は排除されてないか」説

2018年04月12日 15:12 by shiko
2018年04月12日 15:12 by shiko



連載「仮説なんですが…」vol.19

 わたしの友人が最近ある種の動画にはまっている。どんな動画かといえば、おしゃれとは言いがたいグダグダで「もっさい(もさい)」(魅力がないわけではない……と僭越ながら私は思う)男性たちのひきこもっているようすや趣味、主張などなどが放送されているものである。

 わたしはそれらを見ながらふと思った。

 「女性で、自分のもっさいグダグダな生活をそのまま放送することって、あんまりない気がする」。

 You Tubeで検索をかけてみると編み物やお化粧のやり方などをアップした女性による動画は多い。不登校の子どもについてならば男女問わず朝起きられない、パジャマで家をウロウロするなどのイメージは容易に連想されるし、それなりに子どもの場合は、男女ともども、もっさくグダグダなただずまいが周知されてる気がする。

 しかし、大人の女性のひきこもりだとどうだろう。

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