不登校新聞

480号 2018/4/15

学校にも家にも居場所のなかった私がフリースクールをつくるまで【Riz代表 中村玲菜】

2018年04月12日 15:11 by motegiryoga



 今回執筆したのは、フリースクール「Riz」代表・中村玲菜さん(21歳)。中村さんは自身の不登校経験から「自分と同じ悩みを抱えた人たちの居場所をつくろう」と決意し、「Riz」の立ち上げ準備をしている。

 私が初めて不登校になったのは、中学1年生の春。これからどんな体験ができるのか、ワクワクする胸をおさえながら校門をくぐった日からわずか2カ月後には、クラスでのいじめによって学校へ行けなくなりました。

 不登校の罪悪感や、あたり前のことができない自分への嫌悪、将来への不安。いじめから逃れることはできたものの、安心して眠れる夜なんてどこにもなくて、学校へ行くことを期待する両親からのプレッシャーにつねに追いつめられていました。

 結局、3学期のはじめから学校に復帰しましたが、いじめが再発し、2年生にあがってすぐ不登校に逆戻り。両親は「またか」という感じで、家にもどこにも、わたしの居場所はありませんでした。

 クラスメイトと鉢合わせするのが怖くて日中は出歩けず、SNSを使ってみても、ネット上の意見は「学校に行かないのは甘えだ」などの心ない言葉ばかり。毎日毎日声を殺して泣き続け、最終的には涙も枯れて、自分の感情すらわからなくなりました。
くり返した自傷

 こんなに苦しいことばかりならいっそ……と自ら命を絶とうとしたこともあります。結局は途中で怖くなって未遂に終わりましたが、しばらくは不安やストレスを自傷行為で落ち着かせることが増えました。

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