不登校新聞

625号 2024/5/1

「森英俊」に関連する記事

かがり火 森英俊

夏の風物詩になっている蛍と蝉は、成虫としての命の盛りが短いことから「蛍二十日に、蝉三日」と呼ばれる。6月に、全国の蛍の名所で見られるゲンジボタルは、一年の大半を地中で幼虫、蛹とし…

  いいね!   none 匿名 from 244号(2008.6.15)

かがり火 森英俊

今年もチャイルドラインの「受け手養成講座」が始まり、「子どもの心の声を聴く」というテーマで話をしてきた。子どもの心の。 声というのは、悩みであることも多い。少ない言葉のなかから…

  いいね!   none 匿名 from 247号(2008.8.1)

親の期待に応えることが親の恩に報いること?

彼岸の入りを前にして母を亡くした。私の子ども時代、学校に行かない時期をもっとも心配してくれ、苦労をかけたのが母であった。 母親になるということは、まず乳飲み子である赤子を大…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 455号 2017/4/1

穴にこもって不登校/森英俊さん(小児科医)に聞く【不登校50年】

森英俊さん(小児科医)は、本紙「かがり火」執筆者のひとりで、ご存じの方も多いだろう。森さんは不登校経験者でもある。中学3年生の夏休み(1969年)、自室の床をはがして、地面に穴を…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 451号 2017/2/1

いじめは子ども、親、教員を含めた人間関係の歪み

毎年、何回か講演会に招かれることがあり、2016年は11月に信州上田まで行くことになった。基本的な講演趣旨は、おおむね決めているが、どのような切り口で話すか思案中である。大河ドラ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 443号 2016/10/1

かがり火 森英俊

暑い夏の一日を広島ですごしてきた。甥の結婚式でスピーチを頼まれたからだ。人生に必要なものはなにか。昔、高校の卒業アルバムに「人生は、パンと水、涙と笑」と書いていた教師があった。そ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 440号 2016/8/15

かがり火 森英俊

7月1日は「更生保護の日」でもある。「更生保護の日」とは犯罪や非行を未然に防止すると同時に、罪を犯した人や少年の更生と円滑な社会復帰を促進するための記念日として昭和36年に法務省…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 437号 2016/7/1

かがり火 森英俊

熊本を中心として甚大な被害を伴う大地震が起こった。被災された方や家族を亡くされた方々には心よりお見舞い申し上げたい。 有名な熊本城は屋根瓦や石垣が崩壊。再建には、約10年か…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 434号 2016/5/15

かがり火 森英俊

歳を重ねると若いころとはちがったことが気がかりになってくるものだ。自分の子どもや孫たちのことだけでなく、地域の過疎のことや、日本人や人類の将来のことまで思いを馳せたりする。 …

  いいね!   kito-shin kito-shin from 431号 2016/4/1

かがり火 森英俊

暖冬と言われてきた今年だが、厳しい寒さに見舞われた地方もあり、立春をすぎてもまだ温かさが戻ってきていない。ことわざにもあるように、三寒四温をくり返しながら、少しずつ春が近づくのを…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 428号 2016/2/15

かがり火 森英俊

新年あけましておめでとうございます。この一年もまた子どもや若者をめぐる不登校やひきこもりの話題を中心に書いていきたい。 さて正月はいったいいつ始まっていつまで続くのか考えた…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 425号 2016/1/1

仏教でいう愛とは

かがり火 今月の初めに浜松市でチャイルドラインと親の会に呼ばれ講演をしてきた。児童精神科医だった渡辺位さんから仏教学者・鈴木大拙の本を紹介されたエピソードから話させてもらっ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 422号 2015/11/15

学級崩壊に近い状況が 森英俊

近所の小学校が学級崩壊に近い状況になっているという。小1のクラスで、急に席から立ちあがって騒ぎ出したり、同級生や担任に物を投げたりすると、担任から養護教諭を経て相談があった。 …

  いいね!   kito-shin kito-shin from 419号 2015/10/1

かがり火 森英俊

今年も暑い夏、そして終戦の日がやってきた。終戦の日は第二次世界大戦において、戦争が締結した日をさしている。日本では8月15日とされているが、アメリカやイギリスでは日本が降伏文書に…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 416号 2015/8/15

かがり火 少年事件、加害者にも被害者にもさせたくない

神戸連続児童殺傷事件は、97年に兵庫県神戸市須磨区で当時14歳の少年によって起こされた。複数の児童を連続して殺害して逮捕された少年は、その後、医療少年院、更生保護施設を経て、里親…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 413号 2015/7/1

かがり火 森英俊

来月から少年鑑別所の視察委員会の委員を務める。新たな少年院法と少年鑑別所法が制定され、弁護士や医師、教育関係者、地域の有識者など少年の健全な育成に関する経験や識見を有し、施設運営…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 410号 2015/5/15

かがり火 森英俊

桜が開花し始め、新しい季節に移ろうとしているのに、身体はすぐに動き出せないという人もあるだろう。春眠暁を覚えず、とは春の夜眠り心地がまことにいいので、朝が来たことにも気がつかず、…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 407号 2015/4/1

かがり火 森英俊

子どもへの精神薬処方が大幅に増加していることが、厚労省の「社会医療診療行為別調査」で明らかになった。調査対象は18歳以下の外来患者のべ23万人。6歳~12歳の子どもへのADHD治…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 404号 2015/2/15

渡辺位さんの言葉「心はいつも自由に遊ばせておくのがいい」

連載「渡辺位さんの言葉」 はじめて渡辺位さんを迎えて講演会をしたときに、子どもは生物であると話された。生きたものとして、自然のありのままを子どもは生きているという指摘に、ハッと…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 403号 2015/2/1

かがり火 森英俊

新年のカレンダーに「一粒万倍」という言葉があった。一粒の種が万倍となって稲穂のように実るという意味から、わずかなものが非常に大きく成長することをいう。すべての子どもの意見が一粒万…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 401号 2015/1/1

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タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

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就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

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「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…