不登校新聞

625号 2024/5/1

「書評」に関連する記事

「もうダメだ」から親子で脱出するコツ 書籍紹介

前号で「ふつう」がいいという風潮に警鐘を鳴らす書籍を紹介したので、今号はそんな「ふつう」ではない生き方を実践している方の書籍を紹介します。僕はいわゆる「真っ当」な生き方から逃げて…

  いいね!   koguma koguma from 434号 2016/5/15

書籍紹介 「受けとめる」ってどういう意味?

今号でご紹介した「よるべなさ」と「受けとめ手」について、もうちょっと知りたいという方に読んでほしい1冊です。私が注目したのは、「『育てる』の核心は『差し出し・受けとめる』だ」とい…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 432号 2016/4/15

書籍紹介 不登校におけるタブー中のタブーは…

不登校でいちばんつらいのは子ども自身です。とはいえ、親には親の、祖父母には祖父母のつらさもあるわけです。「うちの子は何を考えているんだろう」「学校に行かなくても将来は大丈夫なのか…

  いいね!   koguma koguma from 430号 2016/3/15

書籍紹介『思春期の子に、本当に手を焼いたときの処方箋33』

著者は福岡県北九州市で里親の活動をしている土井高徳さん。虐待や非行など、さまざまな問題を抱え、どこにも行き場がない子どもたちを迎えいれ、家族として24時間寄り添い、自立を支援する…

  いいね!   koguma koguma from 428号 2016/2/15

書籍紹介『安心して絶望できる人生』

最近、取材をするなかで、「当事者研究」の第二次ブームが来ているな、と感じることがあります。ざっくり言うと「当事者が仲間や関係者とともに、自ら抱える生きづらさを研究者の視点で解き明…

  いいね!   koguma koguma from 427号 2016/2/1

『ひきこもりの〈ゴール〉「就労」でもなく「対人関係」でもなく』 書評

ひきこもりに関する本をちょっと調べてみると、タイトルに「救出」「治る」「やり直せる」「マニュアル」といった言葉がくっついているものが何冊も引っ掛かります。本のタイトルを見るだけで…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 424号 2015/12/15

“知っておきたい障害年金” 書籍紹介

今回ご紹介する本のテーマはずばり「障害年金」。「仕組みがややこしそう」「書類の準備とか難しそう」など、あれこれ考えているうちに何となく敬遠してしまう方もいるかと思いますが、じつに…

  いいね!   koguma koguma from 423号 2015/12/1

ひきこもり名人絶賛!これが俺たちのインタビュー集だ

ひきこもり経験者の杉本賢治さんによる10人の支援者へのインタビュー集です。この本はインタビュアーである編者へのインタビューで始まります。杉本さんの語る過去から現在までの、ひきこも…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 422号 2015/11/15

組体操、柔道、部活~リスクを科学的に検証【書籍紹介】

体育祭シーズンを迎えるなか、組体操における「人間ピラミッド」がテレビなどで大きく取り上げられました。かねてより、この問題に警鐘を鳴らしていたのが、教育社会学者の内田良さん。本書の…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 421号 2015/11/1

創刊「子どもNPO白書2015』 過去から未来を感じる一冊

『子どもNPO白書2015』が9月30日、創刊された。日本全国で子ども支援に関わるNPO(以下、子どもNPO)の活動実践を白書として出版するという、日本初の試みだ。編集にあたった…

  いいね!   koguma koguma from 421号 2015/11/1

東ちづる著『<私>はなぜカウンセリングを受けたのか』

女優・東ちづるさんの自叙伝です。本書がきっかけとなり、本紙でのインタビューならびに先日の緊急号外へメッセージをいただくことになりました。読み終えて、まず思ったのは、「カメレオンみ…

  いいね!   koguma koguma from 420号 2015/10/15

書籍紹介 “幸せなママから、幸せな子が育つ”

「ま、いっかと力をぬいて 幸せなママになるレッスン」北村年子著 不登校の子どもを持つお母さんと接するたび、いつも気づくことがあります。お母さんの「眉間のしわ」です。先日も都…

  いいね!   koguma koguma from 414号 2015/7/15

書籍紹介 ディスレクシア(読字障害)当事者の手記

『LDは僕のID —字が読めないことで見えてくる風景』(中央法規出版) 「ディスレクシア」ってご存知ですか?「読字障害」や「読み書き障害」などと訳される学習障害(LD)の一…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 413号 2015/7/1

書籍紹介 先回りしない『ゆる親』のすすめ

西野博之著「10歳からの見守りBOOK」 神奈川県川崎市で30年間、不登校やひきこもりなど子どもの居場所づくりに取り組んできた西野博之さんの新著。西野流「ゆる親」のすすめで…

  いいね!   koguma koguma from 412号 2015/6/15

「甘え」か「自立」かで迷ったときに読む本

明橋大二著「見逃さないで!子どもの心のSOS」 不登校・ひきこもりの子どもを持つ親が気になることと言えば、「うちの子は将来、きちんとやっていけるのか、『自立』できるのか、と…

  いいね!   koguma koguma from 411号 2015/6/1

書籍紹介『中学なんていらない~不登校の娘が高校に合格するまで』

「これってウチだけ?」「子どもの将来が不安でしかたない」。そんな悩みを抱えている親に読んでほしい1冊です。理由は2つ。一つは本書がコミックエッセイ、つまりマンガで読みやすいこと。…

  いいね!   koguma koguma from 409号 2015/5/1

自らの不登校経験を漫画化「学校へ行けない僕と9人の先生」

本書は小学1年生から中学生に至るまで不登校した著者の実体験を漫画化した作品です。良くも悪くも、著者が影響を受けた大人が「9人の先生」として登場します。その最後、9人目は漫画家の鳥…

  いいね!   koguma koguma from 404号 2015/2/15

絶賛「ひきこもりあるある」掲載中 『私は今日も生きてます』第2号発行

雑誌『今日も私は生きてます。』の第2号が発行された。同誌は2014年5月、長崎で不登校・ひきこもり経験者の9人が、当事者や保護者に向けて創刊した情報誌。創刊直後から編集部の予想以…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 403号 2015/2/1

なんでみんなが学校に行かされたのかがわかる本

『増補改訂 日本という国』著者:小熊英二/出版:イースト・プレス/刊行:2011年/定価:1200円(税別) 私は絶対にやさしい本しか読みません。自慢じゃありませんが、小難しい…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 398号 2014/11/15

書籍紹介『よい親でなくとも子は育つ』

『よい親でなくとも子は育つ~83歳、小児科医の太鼓判』著者:毛利子来/出版:ジャパンマシニスト社(℡:0120-965-344)/1300円(税別) よい親でなくとも子は育…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 393号 (2014.9.1)

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タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

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就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

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「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…