不登校新聞

625号 2024/5/1

「かがり火」に関連する記事

かがり火

読者のみなさんは、『あたし研究--自閉症スペクトラム~小道モコの場合』という本をご存じだろうか。書名にある通り、小道モコさんは自閉症スペクトラムという診断をいまから6年前、30歳…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 310号(2011.3.15)

かがり火

3月11日東北関東を襲った大震災の実情が日を追って明らかになるにつれ、廃墟と化した地域に生き残り、懸命に助けあう人々の姿や声に接し、深く心を打たれる。「裸になったいのちのふれあい…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 311号(2011.4.1)

かがり火

東日本を襲った大震災と大津波の影響で、悲嘆にくれる日本列島にも、ようやく桜前線が北上を始めた。人々の心をいやし、復興への気持ちが少しずつ芽生えて来るような気がする。 余震や原発…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 312号(2011.4.15)

かがり火

何といっても多くの人が不安に思っているのは、福島原発がいまだに収束の見通しがついていないことだろう。内部には、やっとロボットが入ったところだが、まだまだ予断を許さない。そして空に…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 313号(2011.5.1)

かがり火

明日からゴールデンウィークという日に少年鑑別所に収容されて家庭裁判所の審判を待つ15歳の少年の附添人を引き受けた。審判は連休明けの日。私の連休は毎日彼と面接し、父母とも面接し、彼…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 314号(2011.5.15)

かがり火

新緑の美しい季節。今年は、いつもより寒い春が続き、樹木の芽吹きも遅れ、ようやく若葉の透き通る光景が見られるようになった。長い冬から植物たちも、寒さに耐えながら、春の息吹の時期をし…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 315号(2011.6.1)

かがり火

「子どもの権利条約」は、ある程度知られているが、「子どもの権利条約NGOレポート連絡会議」の存在は、さほどではあるまい。この会議は地味ではあるが、貴重な仕事をしている。 昨…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 317号(2011.7.1)

かがり火

制度や仕組みに目を向けることは、とても大事なことだと思ってきた。いやなこと、困ること、おかしいと思うこと、それらがどこから来るのかを考えると、制度や仕組みから来ることが多い。 …

  いいね!   kito-shin kito-shin from 319号(2011.8.1)

かがり火

8月6日広島で被爆から66年の「原爆の日」を迎えた。平和祈念式典では恒例の市長の平和宣言、首相あいさつ、子ども代表の「平和への誓い」は、それぞれ東日本大震災についても述べたが、物…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 320号(2011.8.15)

かがり火

猛暑だった夏。節電だった夏。放射能汚染に苦しんだ夏。無事にみなさん夏をすごされただろうか。 ともかく秋を迎え、ほっとするのが9月1日だ。しかし、本紙創刊の動機にもなったのも…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 321号(2011.9.1)

かがり火

高知の夏合宿の分科会で「みんなちがってみんなへん」という言葉を聞いた。金子みすずの出身地の山口県で「みんなちがってみんないい」というフレーズの言葉を置き換えている。特別支援教育コ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 322号(2011.9.15)

かがり火

いま改めて学校教育現場の荒みを感じさせられる相談事例が多い。しかも、たんなる「子どもの荒れ」ではなく、教員たちの寒々とした風景が見えるケースが増えている。 ある中学生は、小学校…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 323号(2011.10.1)

かがり火

9月1日号の本欄に、祈るような気持ちで「いじめ自殺がないように」と書いた。しかし、報道されただけでも、北海道・東京(葛飾、国立)・鹿児島(曽於、出水)・三重などの各地で中高生の自…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 324号(2011.10.15)

かがり火

虐待などにより家庭や居場所を失って傷つき、困難に直面した思春期の子ども・若者の自立を支援する愛知県のNPO法人子どもセンターパオは10月23日、ステップハウスを開所した。篤志家か…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 325号(2011.11.1)

かがり火

NHKテレビで海洋学者の塚本勝巳東大教授のグループの研究を追跡した「うなぎの気持ちがわかりたい」という特別番組を見た。ウナギは海で生まれ、淡水で成長するが、その生活史は謎に包まれ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 326号(2011.11.15)

かがり火

「不登校なう」という映画が、不登校の子どもたちの手によって完成した。完成までに約1年間かかっている。この映画は東京シューレ25周年記念事業のひとつで、助成金が得られたことが制作の…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 327号(2011.12.1)

かがり火

3・11大震災はたんに自然災害にとどまらず、原発事故の人災をひき起こすことによって原子力発電の安全性の虚構を白日のもとにさらした大きな歴史的転換点となる。 何より生死を分か…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 328号(2011.12.15)

かがり火

「鈴と、小鳥と、それから私/みんなちがって、みんないい」。この詩で知られる作者「金子みすず」の世界にふれたくて、正月休み、郷里広島の隣県の山口県長門市の仙崎を訪ねた。 仙崎…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 330号(2012.1.15)

かがり火

冬来たりなば春遠からじ。厳冬の東日本大震災被災地で暮らす人々の春待つ心はどんなに複雑なことだろう。1月17日阪神大震災17年の慰霊に集う人々といま被災地で暮らす人々が思いをひとつ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 331号(2012.2.1)

かがり火

不登校の子どもがうつや不安などで「心の病」とされ、精神科を受診するケースが増えている。子どもの心を専門とする医療機関は少数で、この数年、日本では米国精神医学会のDSM分類を根拠に…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 332号(2012.2.15)

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