不登校新聞

625号 2024/5/1

「かがり火」に関連する記事

かがり火 多田元

4月11日、改正少年法が可決、成立した。改正された最も重要な部分は、報道されているとおり少年が犯した罪の重さに見合う罰を加えるという厳罰化と、非行を犯した少年に「言い逃れを許さな…

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かがり火 奥地圭子

3月29日~30日に開催された「日本フリースクール大会(JDEC)」。なんでもそうだが、歴史的に見てわかることがある。日本のフリースクールも、不登校急増を背景に、約30年間の歴史…

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かがり火 森英俊

エイプリルフールとはよく考えたもので、年に一度は罪のない嘘ならついてもいいと言う。嘘も人を傷つけるようなものは許せないが、日本語で「万愚節」と呼ぶくらいの馬鹿らしい嘘ならご愛嬌も…

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かがり火 多田元

2月28日、104歳で天に召された、まど・みちおさんの「ナマコ」の詩が好きだ。『ナマコはだまっている/でも「ぼくナマコだよ」っていっているみたい/ナマコのかたちでいっしょうけんめ…

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かがり火 奥地圭子

A子は中学生で、小学生の弟がいる。弟は現在不登校で、学校側の家庭訪問を拒否して担任には会わない。母親も子どもが嫌がるから断っている。学校から月に一度、学校に来て子どものようすを話…

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かがり火 森英俊

春のような陽気が一転して真冬の寒さに舞い戻った。咲き始めた梅の木にも雪の花が咲いた。真の春の到来までには暖かさや寒さがくり返されていく。多くの生物が同じように春を迎えるために耐え…

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かがり火 多田元

『子どもたちが語る登校拒否・402人のメッセージ』(世織書房)という本がある。初版が1993年。厚さ約6センチの1038ページ。編者は石川憲彦・内田良子・山下英三郎の各氏。もう2…

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かがり火 奥地圭子

大掃除の日に出てきた古い写真がある。9人の子どもが壇上に並んでいる。頭上の横看には「さよなら学校信仰~登校拒否を考える集い」とある。 私たちが「登校拒否を考える会」を始めた…

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かがり火 森英俊

年末は全国各地で厳しい冷え込みが続いた。冬至の日には南瓜を食べたり、柚子湯を楽しんだ人も多いだろう。 毎年この時期は不登校をめぐって、進路相談が多くなる。中学3年生年齢の子…

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かがり火

1900年スウェーデンの女性エレン・ケイは本『児童の世紀』を書いた。20世紀は子どもが権利を持つ新しい時代になるとの期待がこめられた本である。 そして1989年、国連子ども…

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かがり火

正月には新春を祝う植物を飾る習慣がある。福寿草もまた特別に華やかな色彩を放つ「芽出たい花」とされている。日本では江戸時代から園芸種として改良されてきた。 福寿草は本来落葉樹…

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「かがり火」奥地圭子

民主党が野党であったとき、私たち市民・NPOは現状の改善を訴えやすかった。そして努力もしていただいた。政権交代への期待も大きかった。 いざ実現してみると、野党と与党は大ちが…

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「かがり火」多田元

少年審判廷に裁判官の鋭い尋問の声が響く。前に座らされた14歳の少女は幼いころから家庭で性的虐待など親の虐待を受けてきた。 親は審判に出席せず、附添人弁護士が少女に付き添う。…

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かがり火

3月は菜の花が美しい季節である。とりわけ河川敷に流れるように咲く菜の花の景色は見事である。菜の花は油菜とも呼ばれ、電灯のない時代には、種子を搾って灯火として利用された。 司…

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かがり火

「3月10日は何の日」と聞いても、答えられる人が少なくなった。東京大空襲の日だ。もう65年も前になるが、あの日のことは忘れられない。 私はまもなく4歳になる小さな女の子だっ…

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「かがり火」森英俊

桜の季節が巡ってきた。桜の花を見つめる瞳にも、人の喜びや悲しみ、一期一会の思いを託して、それぞれの桜の命を宿していく。 一昨年、私は大病を患い、病床のうえで「かがり火」の原…

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かがり火

日本の4月は、桜の咲きほこるなか、入学式、入社式で華やぐ季節だ。その華やぎをよそに、外にあまり出ないで家庭ですごすわが子を見守る親が不安や焦りを強くして、親子で苦しむのも現代の日…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 288号(2010.4.15)

かがり火

「登校拒否を考える会」で、かねてからの話題であった「祖父母と不登校」というテーマでシンポジウムを持った。 さすがに、祖父母という立場でシンポジストを引き受けてくださる方はい…

  いいね!   none 匿名 from 289号(2010.5.1)

かがり火

『森の喫茶店』のろくろーぶなさんと敦賀半島に釣りに行ったら、ナマコが釣れました。ろくろーぶなさんに背をひっかけられた災難のナマコは体長約12㎝。 ろくろーぶなさんは海に戻そ…

  いいね!   none 匿名 from 290号(2010.5.15)

かがり火 森英俊

今年の奈良は、遷都千三百年祭で賑わっている。平城京に都が造られ、聖武天皇は大仏を開眼させた。奈良の都はきらびやかな装飾に彩られ、さぞ活気にみちた時代をつくり上げたことだろう。 …

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タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

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「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…