不登校新聞

570号 2022/1/15

親の思い (他の号の記事)

新年の声「震災から人生をかえりみた年」

今年はたいへんだった。"たいへん”という言葉しか思いつかない。そして、〈大きく変えられた〉。 北カリフォルニアに住んで13年。数年に一度、自分の仕事(個展)のときぐらいしか…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 329号(2012.1.1)

新年の声「福島の涙が乾くとき」

手元に文字の薄くなった一枚の小さな紙切れがある。3月23日のガソリン3000円分のレシートである。東日本大震災後、ようやくガソリンを補給することができた。燃料計は半分にも届かず、…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 329号(2012.1.1)

新年の声「楽しい毎日を」

東京シューレ葛飾中学校一年生の父親です。子どもは、小学校4年生2学期の2日目から登校をしていません。現在は、東京シューレ葛飾中学校の「ホームスクールホーム」という家庭を中心に育つ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 329号(2012.1.1)

新年の声「変わらなかった政治」

東北大震災と福島原発事故は、日本の政治のあまりの貧困さを浮き彫りにした。多くの被災者、未曾有の事態を前に途方に暮れているあいだ、政争をくり返すばかり。そのさなか野田新総理大臣は、…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 329号(2012.1.1)

新年の声「不登校文化」

『いま』は将来のためにあるんだから、自分に嘘をついたりやりたくないことをガマンするのもしかたないのさ……、と窮屈で投げやりな態度の私に「いまの積み重ねが未来につながっているのだか…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 329号(2012.1.1)

声「余裕のない学校」

先日、家の前で娘の学校の教頭先生にばったり会い話しかけられた。 「お願いがあるのですが、お子さんがこのままの状態であれば、民生委員か児童相談所に連絡することになるかもしれ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 330号(2012.1.15)

声「玄有さんを取材して」

震災前の1月、それまで仏教の勉強を細々としていた私は「諸行無常を和語で言うと『なりゆきを生きる』」という玄侑宗久さん言葉に、まるで大河のなかで全身を包まれるような気持ちになりまし…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 333号(2012.3.1)

わが家の場合「横に控える」

わが家に「不登校」が訪れたときの気分を、年末漢字風に一字で表すならば「難」でしょう。信じがたく、あり得ない苦難の如く。 そして、そこからそれ以前を透かして見ると、「無難」に…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 336号(2012.4.15)

わが家の場合「どうしてうちの子だけ」

どうしてうちの娘は育てにくいのだろう。ミルクを飲まないから大きくならない。無理に飲ませていたら、標準ほどに成長したが嘔吐をくり返すようになった。毎日何回も着替えさせ、洗濯に追われ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 338号(2012.5.15)

わが家の場合「母ちゃん、変わった」

息子が東京シューレ葛飾中学校に入学し、しばらくしてのことです。突然「俺が不登校になって母ちゃんが変わった!」と言いました。小言を言わなくなったし、家のなかがやたら楽しい。けど「母…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 339号(2012.6.1)

わが家の場合「性同一性障害」

うつ病と診断されたが 桜咲く4月新入学となるはずでした。いまも家から徒歩5分のところにある中学校での苦い思い出が私たち親子の心によみがえってまいります。わが家の翼が1学期早…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 340号(2012.6.15)

わが家の場合

息子は苦しんでいる 次男が中一の夏休み明けのことでした。頭痛腹痛になり学校を休み「明日は行くよ」と言い、朝になると起き上がれず……のくり返し。もしかして不登校?という不…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 342号(2012.7.15)

【大津自殺】学校が死んでいる?

私は小学校教員をしていました。実際に当該学校やご遺族の方のお話をお聞きしないと本当のところは分かりませんが、私の率直な感想は、「ふつうは、ありえない!」です。なぜなら、いままで、…

  いいね!   shiko shiko from 343号(2012.8.1)

声「存続危機に思う」

私は、元不登校の二人の子の親として、貴重な情報と連帯を発信する『Fonte』を読み続けてきた。先の休刊の危機を告げる紙面のなかに「力及ばず……」といった類の言葉があったが、現状は…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 343号(2012.8.1)

【大津自殺】いじめは人間不信を呼ぶ

以前、『Fonte』でも取り上げていたように、もうすぐ29歳になる息子もいじめの被害者です。「でした」とはいまだ書けません。傷が残っているからです。いじめの最大の問題点は「被害者…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 343号(2012.8.1)

不登校から見えたこと 三田家の場合

父親 "どんなに傷ついたって家族の治癒能力が" 三田家の家族構成は父と母と子どもが2人。家には祖母も同居していた。約10年前、長男が小学校3年生のときに不登校。それを追うように…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 305号(2011.1.1)

祖母が語る不登校

今回は、2人の祖父母の方に手記を執筆していただいた。お二方とも、不登校の孫を持つ祖父母として、4月28日の「『Fonte』読者オフ会in東京」にご参加いただいた。祖父、祖母、双方…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 367号(2013.8.1)

祖父が語る不登校

今回は、2人の祖父母の方に手記を執筆していただいた。お二方とも、不登校の孫を持つ祖父母として、4月28日の「『Fonte』読者オフ会in東京」にご参加いただいた。祖父、祖母、双方…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 367号(2013.8.1)

声「頭と心の時差」

朝は起きない、ゲーム、ラジオ、TVという毎日の息子に、内心ではイライラしながらも、つねに「ガマン!ガマン!」と自分の心にふたをしてすごしていました。しかし、しょせん「ガマン」なの…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 367号(2013.8.1)

親にできること「わが子の現在と将来」

~1/15の読者アンケート結果を受けて生まれた企画です~わが子が学校に行かなくなったとき、親はなぜ不安に駆られるのだろうか。頭では理解したつもりでも、つねに湧いてくる不安と、どう…

  いいね!   koguma koguma from 360号(2013.4.15)

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「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

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タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

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就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…