不登校新聞

625号 2024/5/1

「かがり火」に関連する記事

かがり火 いじめが生まれる温床

ひとりの小学生が母に伴われて相談に来たときに、ぽつりぽつりと話してくれた。学校に行かなくなっていくときの自分自身の気持ちについてである。両親は担任教師がその子を強く叱った言葉によ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 412号 2015/6/15

かがり火 奥地圭子

制度があっても、人が使うもの。制度ができればすべてうまくいくということはない。しかし制度がないと橋を渡ることさえできない。 公立中3年の女の子のお母さんから「とても困ってい…

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かがり火 森英俊

来月から少年鑑別所の視察委員会の委員を務める。新たな少年院法と少年鑑別所法が制定され、弁護士や医師、教育関係者、地域の有識者など少年の健全な育成に関する経験や識見を有し、施設運営…

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かがり火 多田元

全国不登校新聞社が『不登校新聞』の名で5月創刊号が生まれて5月1日で18歳の誕生日を迎えた。筆者は草木の緑が光る五月晴れの季節が好きだ。憲法記念日、子どもの日と続くゴールデンウィ…

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かがり火 奥地圭子

その中学校は、入学の要件が不登校、という定員120名の私立中で、子どもの気持ちを大切に、子どもとともに創るフリースクールのような学校だ。旅立ち祭での卒業生の一人一言は、毎年大きな…

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かがり火 森英俊

桜が開花し始め、新しい季節に移ろうとしているのに、身体はすぐに動き出せないという人もあるだろう。春眠暁を覚えず、とは春の夜眠り心地がまことにいいので、朝が来たことにも気がつかず、…

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かがり火 多田元

川崎市で中学1年生男子生徒が殺害された事件で18歳少年らが逮捕され社会に大きな衝撃を与えている。あどけない表情の被害生徒の写真を見ると本当に心が痛むのは誰しも同じであろう。 …

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かがり火 奥地圭子

ここのところ、文科省が行なう国の会議に参加する機会が増えた。フリースクールや不登校に関するフォーラム、有識者らによる会議である。 会議は公開であり、申込制で誰でも傍聴できる…

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かがり火 森英俊

子どもへの精神薬処方が大幅に増加していることが、厚労省の「社会医療診療行為別調査」で明らかになった。調査対象は18歳以下の外来患者のべ23万人。6歳~12歳の子どもへのADHD治…

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かがり火 多田元

今年の成人式は阪神・淡路大震災から20年にかさなり、震災の破壊と混乱のなかに生まれ、成人を迎えた若者たちに焦点があてられた。また、この震災で人々が支えあい、助けあった絆のちからが…

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かがり火 奥地圭子

2015年が明けた。新しい年の活動がいろいろ始まっている。人は絶望のなかでも希望を持つことができる存在である。「希望なんて持てる状況じゃないよ」、それもわかる。けれど複眼で見てほ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 402号 2015/1/15

かがり火 森英俊

新年のカレンダーに「一粒万倍」という言葉があった。一粒の種が万倍となって稲穂のように実るという意味から、わずかなものが非常に大きく成長することをいう。すべての子どもの意見が一粒万…

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かがり火 多田元

1998年5月『不登校新聞』創刊から16年、本紙は通算して400号に到達した。休刊の危機を乗り越えての記念号だから、今更ながらに感慨深い。 とりわけ、今年はノーベル平和賞が…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 400号 2014/12/15

かがり火 奥地圭子

今号は399号。そう、次号で本紙は400号となる。98年5月創刊だから、16年半を経過した。とても感慨深いものがある。 月2回刊行の小さなメディアだが、16年間1度の欠号も…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 399号 2014/12/1

かがり火 森英俊

11月15日は「七五三」である。「七五三」とは、子どもがそれぞれ7歳、5歳、3歳になったことを祝して、健康を祈ってお祝いする行事である。地方によっては数え年にしたり、満年齢で行な…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 398号 2014/11/15

かがり火 多田元

10月10日、ノーベル平和賞がパキスタンの17歳マララ・ユスフザイさんとインドのカイラシュ・サティヤルティさんの共同受賞とされたことには力づけられた。かつて佐藤栄作に授与されたと…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 397号 2014/11/1

かがり火 奥地圭子

不登校の子どもたちが「いじめ自殺を防ごう」と自前で動画配信した。 それを見た脳科学者・茂木健一郎さんが自身のツイッターで「無理しなくてもいい」をテーマに、7つのツイートを発…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 396号 2014/10/15

かがり火 森英俊

「アンと花子」の原作者・村岡花子と、多くの童謡や詩で知られる北原白秋は、花子の母校東洋英和女学校の校歌作詞でつながりがある。北原白秋年譜によると、白秋は明治18年福岡県柳川市の出…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 395号 2014/10/1

かがり火 多田元

第25回「登校拒否・不登校を考える全国大会」は、たくさんの子ども・若者・親たちが和気あいあいに集い、私もパワーを充電してもらった。 なかでも96歳でひときわ若々しく精気を放…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 394号 (2014.9.15)

かがり火 奥地圭子

不登校をめぐる情勢は、生きているもののように動く、と感じる。フリースクール議連ができたり、元文部省の不登校対策の担当官僚が、学校のみが最善の利益とはいえず、義務教育の枠を拡げよう…

  いいね!   none 匿名 from 246号(2008.7.15)

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タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

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「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…