不登校新聞

625号 2024/5/1

「山下耕平」に関連する記事

「不登校から考えあう」山下耕平【創刊20周年】

不登校を考えるのではなく、不登校から、読者とともに考え合っていくこと。それが『不登校新聞』だと私は思ってきた。なぜなら、私自身が不登校から自分を問われ、そこから学校のあり方や社会…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 481号 2018/5/1

本紙初代編集長、8年あまりの任期を終え

この新聞を出そうという話が持ち上がったとき、幾人もの方が「そんな不登校をテーマに月2回も新聞を発行できるの?」と、疑問というよりは「よしなさい」という忠告めいたニュアンスの声をく…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 200号 2006/8/15

大人になるってどういうこと? 児童文化研究者・村瀬学さんに聞く

子どもが大人になることというのは、かつては、考えるまでもないほど自明のことだった。しかし、最近は、それが自明ではなくなって、みんなが悩んでいるように思える。今の時代に、大人になる…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 201号 2006/9/1

若者たちの居場所・生きた学び場

本紙の編集長を交代してもらって、私は大阪で新しい仕事にとりかかることにした。 「編集長を辞めて、どうするの?」と聞かれると、「晴れてニートの仲間入りです」と冗談まじりに答えてい…

  いいね!   none 匿名 from 203号 2006.10.1

ひといき 山下耕平・石井志昂

思えば、高校のときを最後に16年以上、健康診断を受けたことがない。「ちゃんと受けたほうがいいよ」と言う人もいるが、まったく必要を感じない。というより、それは倒錯した感覚ではないか…

  いいね!   none 匿名 from 203号 2006.10.1

ひといき 山下耕平・石井志昂

6歳になった息子が「タからアを抜くとどうなるの?」と聞いてきた。最初は何を聞きたいのかわからなかったのだが、聞いているうちに、子音と母音のことをたずねているのがわかった。パソコン…

  いいね!   none 匿名 from 205号 2006.11.1

ひといき 山下耕平・石井志昂

最近は、甘栗も皮をむいて売っている。私もよく食べているが、あれは中国で一つひとつ、人が手でむいているそうだ。皮をむいてあるのは便利だが、自分で皮をむいて食べると、なんだか食べるこ…

  いいね!   none 匿名 from 207号 2006.12.1

ひといき

このクリスマス、私は「サンタクロースはいる」とマジメに唱えていた。クリスマスはキリスト教よりずっと古くからの、冬至の季節の祭りだ。暗闇が支配し、死の影がもっとも濃くなるこの季節、…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 209号 2007/1/1

ひといき 山下耕平

暑くても寒くても、人はぶつぶつ文句を言うものだと思う。 が、この冬は、なんだか生ぬるくて、調子が狂ってしまう。温暖でも文句を言う私は、どうかしているのかもしれないが、どうもパッ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 211号 2007/2/1

ひといき 山下耕平・多田耕史

水辺というのは不思議と落ち着く。きれいな海や、山あいの渓流だったら申し分ないが、公園の池なんかでも、不思議と落ち着く。自分のなかにうっ積したケチくさいゴチャゴチャや、体に凝りかた…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 213号 2007/3/1

ひといき

パソコンや蛍光灯、冷蔵庫などは、ずっとつけていると気づきにくいが、じつにイヤな音を立てている。消したときに、すごくホッとして、ずっと苛立たしい微音を聞かされていたことに気づく。そ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 216号 2007/4/15

ひといき 多田耕史 山下耕平

じつは1月の中旬から、病気らしい病気ひとつしたことのなかった母が入院してしまった。そのため家事のほとんどを自分たちの手でやらなければならなくなった。恥ずかしながら、私は家事のいっ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 218号 2007/5/15

ひといき 山下耕平・町田道代

近所の子がウチに遊びに来る。それはいいのだが、不思議なことに、ひとり遊びに来てると、次々に子どもが集まってくるのだ。 来ない日はまったく来ないのに、ひとり来ていると、2人、3人…

  いいね!   none 匿名 from 226号2007.9.15

ひといき

「バナナが8本あります。2本食べました。残りは何本でしょう?」。息子の小学校の算数の問題だ。学校で彼は「消化するまでは8本!」と答え、先生に「それはちょっと問題がちがうかな?」と…

  いいね!   none 匿名 from 231号(2007.12.1)

ひといき 山下耕平

「前は時間になると後になることもあるよね?」と、7歳の息子が聞いてきた。また来たなと内心思いつつ、「なんで?」と聞くと、「だって昔のことをマエって言うでしょう。なんで未来のことを…

  いいね!   none 匿名 from 237号(2008.3.1)

ひといき 山下耕平・小熊広宣

237号本欄に書いた「前」と「後」の話は、まだ解決していない。そのうえ、考えていたら、またナゾが……。 「先」というコトバには過去も未来もある。~年先などという場合は未来、先日…

  いいね!   none 匿名 from 239号(2008.4.1)

ひといき 小熊広宣・山下耕平

「ねじれ国会」。メディアがこぞって使うこの物言いが、ずっと腑に落ちない。「ねじれ」とは、関係性において好ましい状態を指す言葉としては一般的に用いられないからだ。これでは、衆参両院…

  いいね!   none 匿名 from 243号(2008.6.1)

ひといき 山下耕平

季節が夏と冬に二極化してきているように感じる。今年の秋は短かった。なんだか春や秋は「ぬるい」と指弾されてるようだ。でも、生き物はぬるいもので、ぬるい季節のほうが心地よい。たぶん、…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 447号 2016/12/1

ひといき 山下耕平

昔、数学者の森毅さん(故人)が、本紙インタビューで、こんなことをおっしゃっていた(『この人が語る不登校』講談社2002所収)。 「信念を持っている教師というのは恐いですね。自分…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 440号 2016/8/15

ひといき 山下耕平

役に立ちそうもないのに、そこにいる。いつづけている。雨の日も風の日も、炎天下でも嵐のなかでも、ずっとたたずんでいる。そんな「かかし」的なモノたち。たとえば、誰ともわからぬ銅像、オ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 433号 2016/5/1

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タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

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